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【原坂一郎の子育て相談】走り回る息子たちに手をあげる - 産経ニュース

 4歳と3歳の男の子がいます。上の子が2歳の頃から、お店を走り回ったりするようになり、母に「3歳までが勝負だからしっかりしつけなさい」と言われ、だんだん手が出るように。反省し、決してたたかないと決めても、2人が店内を大声で追いかけっこをするたび、最近は思いきりゲンコツやビンタをし、泣いて終わります。買い物のたびにそうなり、やさしく諭してもダメ、何度言ってもダメで最後はビンタの繰り返し。それでも2人は私を慕ってくれ、私も2人が大好きです。でも、このままでは虐待になるのでは、と自分が恐ろしくなってきます。

 今はおそらく毎日の買い物が憂鬱になっていると思います。確かにお母さまの言う通りしつけは大切。でも、しつけを「厳しく叱ること」と思っている人は、虐待もどきのしつけになることもあります。それに気づき、自己反省もしているあなたは素晴らしいです。

 本当のしつけとは「伝えること」。その場で改まらないかもしれませんが、伝えることが大切です。「ここで走ってはダメ」と言い聞かせようとした時点で、お母さまが何と言おうと、あなたは立派な「しつけを頑張っているお母さん」だったのです。

 いくら言っても追いかけっこをする、何度たたかれても走り回るのは、わかっていても体が勝手に動くのでしょう。ご相談の原文では、「店内」「二人一緒」「一人が走り始める」という3つの条件がそろったときにそうなり、それ以外では落ち着いている様子。ならばしばらくの間、その条件がひとつでも欠けるようにしてみてください。

 そのためには、事情を話し、夫、お母さま・ご友人、園などにあらゆる協力を求めましょう。今はあなた一人で頑張りすぎのようです。

 とりあえずは叱るとき以外、つまり一日のほとんどの時間は「優しいお母さん」を心掛けてください。あなたとお子さんがずっと「好き好き関係」でいることが重要なポイントですので。(こどもコンサルタント)

原坂一郎 23年間の保育士勤務を経て平成16年から、こどもコンサルタントとして研究・執筆・講演を行う。日本笑い学会理事。自他共に認める怪獣博士。

 子育てに関する悩みをお寄せください。原坂一郎先生が回答します。〈メール〉life@sankei.co.jp

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