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2020年に買いたくなるAV家電 19年話題の商品から探る(NIKKEI STYLE) - Yahoo!ニュース

2019年もさまざまなAV機器が登場したが、専門家の目にはどのように映ったのか。平成生まれのライターがオーディオ・ビジュアル評論家に話を聞くと、2019年の動向と2020年の展望が見えてきた。

◇  ◇  ◇

小沼理(27歳のライター) 2020年ももう1カ月が過ぎました。ちょっと遅いですが、2019年、小原さんが注目したAV製品を教えてください。

小原由夫(55歳のオーディオ・ビジュアル評論家) テレビを中心としたAV製品に関していえば、そもそも注目すべき新製品が少ない1年でした。テレビは例年通りにニューモデルが登場し見どころも多かったのですが(記事「華やかさます有機ELテレビ 画面明るく個性を競う」参照)、UltraHD対応のUHDブルーレイプレーヤーやAVアンプの分野ではほとんど新製品が出ませんでした。UHDブルーレイプレーヤーでは、18年末にパイオニアが「UDP-LX800」を発表しましたが、19年はエントリーモデル以外は目立った動きがありません。AVアンプは春にデノンやオンキヨー&パイオニアが新製品を発表しましたが、以降は国内では目立った動きがありませんでした。

小沼 全体的にみて、不作の1年だったということですか。

小原 そう言わざるを得ないですね。ただ、AVのV、つまりビジュアルの方には明るい話題もあります。1つは有機ELテレビが本格的に普及し始めたということです。

小沼 GfKジャパンの「2019年上半期(1~6月) 家電・IT市場動向」によると、4K有機ELテレビの販売台数は前年同期の2倍強になりました。世間の高画質有機ELテレビへの関心は高そうですね。

小原 中でも強く印象に残っているのが、LGが9月に発売した世界初の8K有機ELテレビ「OLED 88Z9PJA」です。

8K有機ELテレビはホームシアターを変えるか

小沼 8Kテレビはこれまで家庭用では液晶しかありませんでしたが、ついに有機ELでも登場したということですね(8Kテレビに関しては記事「画質進化の最終形 年末開始の8K放送どう楽しむ」、有機ELテレビについては記事「有機ELは液晶と何が違う? TVの進化と未来を探る」参照)。

小原 サイズは88インチ、価格は約360万円なので、普及にはまだ時間がかかるでしょうけど(笑)。

小沼 大きさも価格もかなりのものですね。クオリティーはどうなのでしょう?

小原 すばらしいですよ。有機ELは液晶テレビのようにバックライトをパネルに当てるのではなくそれ自体が光る素子を使っているので、88インチの細部まできれいで色鮮やか。これと比べると100インチクラスのプロジェクターはかすんでしまいます。もちろん導入コストなどではまだプロジェクターが優位ですが、ホームシアターの世界は大きく変わっていくかもしれない、そう感じさせる製品でした。

小沼 この流れは他社も追随するのでしょうか。

小沼 東芝やソニーは8K有機ELテレビの開発をすでに発表しています。パナソニックはまだ発表していませんが、今年液晶パネルの生産から撤退することを発表しました。来年以降、どのメーカーも軸足が有機ELに移っていくことが予想できます。

小沼 2020年の夏には東京五輪も控えています。メーカー各社もこのイベントに向けてかなり力を入れていくでしょうし、来年は8K有機ELテレビが盛り上がっていきそうですね。

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